SSブログ

マックの原田さん [雑談]

尊敬している人は誰?って質問をされたら、僕は両親でもなく、歴史上の偉人でもない、「マックの原田さん」といつも答えるようにしている。マックの原田さんのことを知る以前は、実は「マックの藤田田さん」が尊敬する経営者ではあった。どちらもマクドナルドの社長をやっている人なワケだが、決してハンバーガー好きだからマックの社長さんたちを尊敬している訳ではない。もしそうならば、別に日本の社長である二人よりも、マクドナルド社を創業したレイ・クロック氏だっていいだろうし、そもそものマクドナルドの元となった、マクドナルド兄弟でも良いはず、更に日本法人の社長と言うことなら、藤田さんと原田さんの間に居て、日本マクドナルドを在任中に奈落の底に貶め、とんでもない体たらくにした某社長でも良いはずだ。(まあ、絶対にありえないことだけど・・・)

話をマックの原田さんに戻して、この原田さんこと原田泳幸氏はマクドナルドの社長になる前は、もうひとつのマックであるアップルの日本法人社長を歴任されてきた方で、彼の経歴はまさにダブルマック! 飲食とは全く異なるパソコン業界、それもウインドウズ系じゃない独自路線のアップル社で技術者をやっていた彼が社長にまで上り詰め、更にマクドナルドの社長としてヘッドハントされたわけで、僕はこのニュースを耳にしたときに、とにかく脳天から電気が走るが如く、感動したのを覚えている。

・・・と言うもの、この原田さん、ウインドウズパソコン全盛の日本市場で現在のマックのユーザーを作り上げた人と言っても過言ではない。この人無くして、日本でのマッキントッシュの普及は考えられないと言っても過言ではない。そして、アップル・マッキントッシュコンピューターを日本人に対してブランド化した功績はとにかくデカイ! こんな人が当時危機的状況にあった日本マクドナルドのCEOに座ったとあって、僕にとっては日産のカルロスゴーン以来の衝撃的な出来事だった。
そして、原田さんが成し遂げた現在のマクドナルドの姿を見れば、彼がどれだけ凄いかは簡単にご想像いただけると思う。 

何故、僕がマックの原田さんのことを尊敬しているのかと言うと、僕自身が常々思ってきたことを実際経営者として体現し結果を出してきたからだ。彼がどのような思考でこれまで経営してきたのかと言うことが、たまたま「ほぼ日刊イトイ新聞」と言うブログ的ホームページに取材記事として連載されているのを見つけたので、是非見て欲しい。

hobonikkan_itoi.jpg

http://www.1101.com/

この「ほぼ日刊イトイ新聞」と言うのは、作家の糸井重里さんのホームページで、いろんなジャンルのモノゴトを糸井さん流の目線で書いているブログサイト的ホームページだ。たまに面白い記事が書かれているので見るのだが、あまりバックナンバーを読んだことが無かったので、バックナンバーを掘り起こしてみたところ、たまたま「マックの原田さん」との対談録が連載されていたので、これを書くに至ったワケ。

「ほぼ日刊イトイ新聞」には、原田さんがアップル時代のインタビューも掲載されており、なかなか興味深い。

アップルの原田社長との雑談。 
社長に学べ!おとなの勉強は、終わらない。 
雑誌『編集会議』の連載対談まるごと版。1.ひさしぶりです、原田永幸さん篇。 

マックの原田さんは、これまでに3冊の本を出版している。マックを5000億円企業に成長させ、名実共に外食業界トップ企業になったにも関わらず、更に挑戦を続けドラスティックな経営を続けている彼だが、彼の根底に流れているものは常に顧客目線でモノゴトを考えて行動することであり、それが多くのファンや新たな顧客を開拓している原動力ともなっている。巨大なファーストフードチェーンだけあって、末端までの意識疎通や徹底には非常に苦労されているようだが、最近のマックを見て感じるのは、従業員のやらされている感が薄れ、楽しく仕事をしているように見える部分が増えてきたことだ。私もマックで6年間アルバイトを経験したけれど、当時ホントにマックでのバイトが楽しくて仕方なかった。アルバイトなんだけど、まるでクラブ活動のような楽しさと面白さがあった。

どんな小さなお店でも会社でも、やはり経営者が楽しく働ける環境と考え方、そして常にチャレンジしている姿を見せ続け、決してポリシーを曲げず一貫性のあることこそが、仕事に対する面白さややる気につながるのではないだろうか?
僕は、マックの原田さんの経営からは、そんなものが感じ取れるのである。彼の下で働けるのなら、生きてゆける最低の給料でも仕事をしてみたいと今でも思う・・・。

 日本マクドナルド社長が送り続けた101の言葉

 ハンバーガーの教訓

 とことんやれば、必ずできる

タグ:経営
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

ECOドライビング [雑談]

エコエコ・・・と巷はエコブームなんだけど、実際エコを普段から実践するのは、かなり意識しなきゃならない。自動車の世界では、ECOと言えば、低燃費やハイブリッド、さらには電気と燃料や動力源にばかり意識が行ってるけれど、日本ではドライビング段階でのエコに対する啓蒙活動って言うのが遅れているように思う。

eco_car.jpg

・・・って言うのも、ドイツ車は世の中がエコエコと騒ぎ始めるかな~り以前から、車のメーターに燃費計が付いていた。燃費計が付いてると、ついつい視界に入るのでアクセルの踏み具合を緩めようって気持ちになる。元々、メルセデスベンツあたりは、エルゴノミックデザインをかなり昔から導入し、感覚的に運転し易いデザイン、人間工学に基づいた計器類やスイッチ類の配置などなど、かなり先進的な設計思想で車がデザインされている。当然、燃費についても、ECOと騒がれるもっと以前から、空力特性や転がり抵抗の低減など、様々な試みが世界に先駆けてかなり昔から行われていた。

最近のドイツ車メーカーのトレンドはエコドライビングで、その運転方法は、これまでのエコドライビングとはかなり異なる予知行動運転という奴だ。

この運転法を知ったときに思ったのが、自分自身はかなり昔からやってた運転法で、自分自身、何故むかしからそんな運転法をとっていたかと言えば、超燃費の悪い、ドデカイ四輪駆動車に四駆ブームが来るかなり以前、それもまだまだ給料もかなり安いのにガソリンエンジン・・・燃費はリッター3キロという大食い車だっただけに、少しでも節約運転しなければ、すぐに燃料がなくなっちゃうと言う、まあ貧乏ドライバーだったからだ。

どんな運転法かと言うと、走り始めは、どんどんシフトアップする。できるだけ低速ギアで引っ張らない。なおかつ慣性がつく速度では、すぐにニュートラルにギアも戻して、惰性で走る。先の信号に到達する時点で赤になりそうなら、できるだけ加速せずに惰性で走る。できることなら、完全停止する前に信号が青になるように速度をあわせ、完全に停止しないようにする。実は、コレは大きな効果がある。車は完全に停止した段階から走り始める瞬間に最もパワーを要する。これ運動原理の基本の「き」で、エネルギーをできるだけ抑えるには、運動エネルギーをできるだけ無駄にしないことが大切。だから、下り坂では自然に加速するのに任せる。しかし、坂の先に信号機がある場合には、今度は止まらないようにエンジンブレーキを使って下ってゆき、やはり停止しないように時間調整する。
私がこの走り方を始めたのは、まだミッションのオートマ化が一般的になる以前のことで、当然マニュアルシフト車で、最初は始めた。マニュアルシフト車に乗っていると、車の挙動が手に取るように分かる。その中でも、エンジンの力がミッションを通じてプロペラシャフトに伝わり、動輪に伝わるのだが、力が掛かっているときには、クラッチを踏まないと変速できない。しかし、力が掛かっていない(エンジンの回転と後輪の回転運動の力が並行になると、クラッチを踏まなくても変速できる。クラッチを使うと、当然エンジンの回転が逃げる(空転している時間がある)わけだから、効率的に動輪に力を伝えることができない。もっともベストな運転は、できるだけ低い回転数で、どんどんシフトアップし、できるだけ高いギアで走ることだ。そして、できるだけクラッチを切らずに、アクセルを踏んでいるときには無駄なアクセルワークを無くす。まあ、こんな走り方をしていた。

車の殆どが今はオートマチックシフトがあたりまえの時代になって、会社で与えられた営業車が僕にとって初めてオートマ車だったときにも、僕はこれに似た運転を無意識にしていた。先ずは、引っ張らない。どんどんシフトアップするためには、走り出したら、一旦アクセルを弱める。そうすると変速するのだ。これを繰り替えすと、アクセルを踏んだままで加速するのに比べて、早い時間でトップギアまで変速する。そして、充分に加速したら、予測運転でギアをニュートラルに入れて惰性で走る。最近のオートマチック車は、車に搭載されているコンピューターが物凄く賢くなったので、加速中にアクセルを弱めると、止まろうとしているんだと車が判断して、逆にシフトダウンし、エンジンブレーキが掛かってしまうこともあるので、最近の車ではこの走り方はできないが、ニュートラルに戻すことは今でも有効。更に、マニュアルシフトモードのある車なら、どんどんシフトアップしてゆくことができる。自動でシフトアップしてゆくのに比べると、かなり早くトップギアにいれることができる。

オートマ車の場合には、運転操作自体が昔に比べて飛躍的に楽になったわけだし、オートマシフトは手元を見なくてもニュートラルには簡単に入れることができるので、最も有効なエコ運転は、惰性を多く使うことだ。ニュートラルに入れると、エンジンの回転はアイドリング状態まで落ちるので、最も低燃費な状態になる。そして次に、加速し過ぎないこと。加速し過ぎて、結局、信号にどんどんつかまって止まらなければならない運転は、実はもっとも燃費が悪い運転。特に市街地での運転は、アクセルを踏みすぎないで、先読み運転をすることで、かなりの燃費を向上することができるはず。信号につかまると判断した時点で加速せずにギアはニュートラル。そして、できるだけ止まらないで青になり、再加速できるようなスピードコントロールをすれば、もっと燃費は改善できる。できるだけ加速せず、先読み運転をしていると、車の速度が速度標識に表示されている速度よりも、かなり低いことに気付く。ゆっくり走れば、安全でもある。幾らキビキビ運転しても、信号につかまり、ストップ&ゴーを繰り返していれば、結局は到達時間は変わらない。

ECOドライブは、実は安全運転でもあるのだ。市街地で、何でそんなに加速するの?っていう無謀なドライバーをよく見るが、結局幾らスピードを出しても、信号機につかまって、走っている途中は危険なだけだ。ドイツ流エコドライビング、なかなかいいので、やってみる人が増えればいいのにと思う、今日この頃だ。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

路面電車 [雑談]

今日はblogで何年ぶりかの電車の話題・・・というのも、間にmixiやったり、いろいろあって電車ネタは過去の物になってたんだけど、今回のこのブログはノンジャンルで何でもmemoなので、久しぶりに電車ネタ。

子供の頃からちょっとした鉄道好きではあったんだけど、大人になってからも引き続き好きなのが「小さい電車」。なんでわざわざ小さい電車と言っているのかと言うと、一般的に路面電車って言っちゃうと、ちんちん電車的なものだけになっちゃって、ちょっとそれでは範囲が狭い・・・僕の場合には、わざわざ世田谷に住みたいと思ったのも世田谷線があるから。以前は江ノ電がある江ノ島鎌倉界隈に住みたいって思ってたこともあったり・・・しかし、東京で仕事となると通勤がメチャ大変と言うことでコレは無し・・・箱根登山鉄道なんかも大好きで、箱根に住めるなら住みたいくらい・・・まあ、短い編成で短い区間を走ってる電車が好きなワケですね。だから、当然のことながら路面電車も大好きで、現存する日本中の路面電車に乗ったことがある。でも、最近になって新路線が富山で出来たりしているので、この全部乗ったことあるレコードも、富山に行って乗らないと更新できない状況。・・・実は富山はむかし仕事で住んでたことがある。そのときも、富山には市電があるってことで、志願して行った位。そして、住むところも市電の沿線と拘った(クダラン話だけどね!)

なんでそんなに電車好きなのかと言うと、大好きだった祖父母の家が、路面電車の走る国道沿いにあって、祖父母の家に遊びに行くと、国道を行き交う電車をず~っと眺めてた。それを遡ること、赤ん坊の頃、祖父母の家で泣き出すと、祖母が国道沿いに抱いて連れてって、僕をあやしたそうで、電車が来ると泣き止んだらしい・・・赤ん坊の頃から路面電車のガタゴトと言う音を聞くと、どうも心が落ち着くらしい。だから、一般的な電車よりも、路面電車や小さい電車でゆっくりガタゴト走る奴が好きなワケ。

そんでもって、どうして今回、路面電車ネタを書こうかと思ったかというと、コレ↓

04_orinpic.jpg

バンクーバー・オリンピックでLRTなる現代版の路面電車を特別に開催期間だけ限定で走らせるってことをやっているって話を目にしたので、それに反応してしまったってワケ。それも、日本ではありえないような開通のさせ方で、一般人を乗せちゃおうと言うのだから、日本のお役人さんもちょっとは見習って欲しい。

・・・と言うのも、今回のLRTで運行する線路っていうのが、Downtown Historic Railwayという10年ほど前から鉄道保存団体が保存する古い電車を走らせる為にあった線路を再整備して走らせることになった。更にオリンピックのための公共交通が大型バス輸送からSkyTrainというモノレールみたいな新世代電車に変更になったことで、有名観光地であるグランビルアイランドマーケットへの移動が不便になり、バスの代替交通手段の確保が必要になった。当然、オリンピックには大勢の観光客も来るので、観光地に向けた交通整備も必要になったけど、今のアメリカの地方自治体は日本と同じく、新たに路線を作る資金なんて無い!そこに、カナダのボンバルディア社(飛行機とか電車とか、日本で言うと川崎重工みたいな会社)がオリンピックというイベント集客を利用した新型車両のデモを兼ねて協力しちゃいましょう!なんてことで、今回の期間限定運行になったそうで・・・コレってホント凄い!

凄いと言えば、以前のブログで路面電車ネタを書いてた頃は、日本でも超低床の路面電車が走り始め、ようやく車両もヨーロッパ並みになってきたなぁ~なんて感じの昔ながらのちんちん電車から、いわゆるLRT(Light Rail Transit)の時代が日本にも来たなって言う感じのことを書いてたんだけど、時の流れは更なる技術革新となって、凄いちんちん電車をうみだしていたのです。(自分が知らなかっただけなんだケド・・・)

01_swimo.jpg

この電車の写真、よぉ~く見るとパンタグラフが上がってない。つまり、架線(電線)の無いところでも走れる電車ができたってことで・・・日本は昭和の高度成長期に日本中にあった路面電車網が増える自動車の交通に妨げになるってことで、どんどん廃止になっていったんだけど、近年のエネルギー問題や地球温暖化問題なんかをうけてクリーンな乗り物としてモーダルシフトの一環として路面電車を見直そうって動きがあって、国土交通省がそれに対して援助金をつけようなんてことで、日本全国の地方都市で路面電車を走らせようと言う取り組みが一時盛り上がった。けれど、一度外した線路を敷くのは並大抵なことじゃなく、更に電車は架線を引いて電気を流さないと走らない。線路は敷けたとしても、この架線を引くとなると、電柱立てたり、電圧を保つためには変電施設だとか、結構な設備投資と施設のための新たな土地の収用問題なんかがあって、莫大な費用が掛かっちゃう。だから、できれば架線は駅の部分だけとか、一部の区間だけにできたらいいのに・・・って言う、費用縮減のためには、電車が電気無しに走れるようになればよいワケ。

・・・ってことで、トヨタプリウスじゃないけど、電池を搭載して、架線のある駅で止まってる間に充電して、架線の無いところでは電池の力で走る・・・なんてことを可能にした電車を川崎重工が開発したのだそうで・・・去年、その電車を実際に札幌市電に持ち込んで実際に走らせてみたそうで・・・

札幌市電と言えば、僕が電車ネタ書いてた頃は、車両の老朽化が激しくて、新たな車両導入の検討をするか、それとも全線廃止するかなんて議論まで出ていて、危うい路面電車路線だったんだけど、やはり最近の世の中の流れで廃止は免れ、更に路線拡張の話にまで発展しているのだそうだ。そこで、路線拡張をするにも、できるだけ建設費が低く済む工夫、更に新しい車両を導入するにしても、将来を見据えて、新しい技術の電車を導入すべきと言うような考え方で、試験運行することになったようだ。

小さい電車好きの僕にとっては、このような新しい技術が開発され、建設費が安くなり、路線拡張や復活などが活性化してくれれば、楽しみも増えるなぁ~なんて・・・。まあ、単純に思うのでありました。

ハンバーガー占い? [雑談]

名前を入れると、なにやら結果がでてくると言うお遊びサイト。脳内メーカーなんてのが一時ものすごく流行って、ブログでは自分の結果はコレ・・・なんて載せてるのを沢山見た。今では、もう何でもかんでもあるようで、結果を見ても、なんじゃこりゃ?って意味を成さないものも多い。

・・・ってことで、「ハンバーガー占い」

占い.jpg

http://bluesnap.net/unique/hamburger.htm

占いって言うからには、何か占ってよって言いたくなるような結果。

コレを見て、どう使えばいいの???

まあ、ハンバーガーは好きだからいいか・・・なんて思えないくだらなさ。(泣)


ウ~ン・・・どうしようもない・・・


・・・おしまい。

タグ:占い

映画の料理人 [雑談]

この1年、夜遅かったり家に戻らない日以外は毎日自炊をしてきた。理由は毎日暇だから・・・。去年の2月に仕事を辞め、数ヶ月は気持ちや様々な整理のために就職活動を全くせず、ひとしきり落ち着いたら再び仕事を考えようと思いつつ、タイミングとは酷なもので、その頃になると世の中の状況が悪化、今度は仕事をはじめたくてもなかなか出てこなくなり、まあそれでも何とかなるさ・・・と思いながら毎日自炊をしていたら、気付けば1年が経過してた。

仕事の話はさておき・・・ 1年ものあいだ自炊を続けると、レパートリーは増えるし料理や台所仕事、買い物なんかの勘所みたいなものがわかってくる。不思議なもので、買い物なんか、いつも冷蔵庫ピッタリに納まる量を買って帰ってこれるようになる。少なめに買ってるわけじゃなく、いつも1週間分の買い物を一度で済ます量を買うわけだが、不思議に冷蔵庫に納まりきらないということは無い。そして、買い足しにでかけることも無くなった。(まあ、どうしても食べたくなるものが出てきた場合は別だけど・・・)

料理をやるようになると、いろいろと解ってくることもある。主婦の気持ちってやつだろうか?・・・と言うのも、自分独りだと作る気が起きない。自分独りの時には、自炊もかなり手抜きになる。やっぱり料理と言うものは、誰か食べてくれる人が居ると俄然やる気が出るもので、「おいしい」の一言、そして残さず食べてもらえると更に弾みがつく。そういった意味では僕の場合には彼女と同居していることがとても励みになっている。相方が食べてくれなけれは、1年ものあいだ食事作りを続けることは出来なかっただろう。今日は気合を入れて、相方の好きなモノ作ったぞ!なんて日に限って、仕事の都合で夕食要らないなんてことになると、ガッカリ・・・そして腹が立ってくる・・・(うーん、巷の奥様達もこんな思いをしているんだろうな・・・) 料理を毎日つくるってことで、まさかこんなことまで気付けるとは、やっぱり何でも続けてみるもんだなって思ったり・・・。 他にも献立を考えるのに、昔から持ってる料理本を引っ張り出してきたり、料理献立のWebサイトを巡ってみたりと、コレまた男の僕にはなかなか気付くことができなかったいろんな物事が見えてきたり、料理をするということだけではなく、料理を通していろんな気付きがあった。

一番の気付きは、やはり、「おいしい」と喜んでもらえることが、料理をつくる原動力になること。そして、プロのように上手くはできなくても、「おいしい食事」=「元気が出る」 ということだ。 美食やグルメとは程遠い話で、おいしい食事は心も体も健康になるし、実際に僕たち2人は、自炊によってかなり健康になった。彼女あたりは、以前よりも俄然、食べる量が増えたにもかかわらず、太りもしないし、心も体も健康そのもの。見た目にも元気溌剌、肌の状態なんかも良くなったような気がする。僕自身もそうだ。この年になるとメタボが気になるはずなのに、健康診断ではメタボ無し!看護婦さんが驚いてた。体重も落ちたし、服のサイズはワンサイズ下がって、昔着ていた服は全部子供がお父さんの服を着ているようになってしまった・・・。(ちょっと大袈裟?) でも、風邪もひかなくなったし、健康そのものなのだ。

やっぱり、体が求めるものを素直に食事に反映する。そして、自分なりに自分の好きなモノを好きな形で料理して食べる。そして、おいしい食事で元気も出る・・・って言うのは重要なんだなって、改めて思った。
最近は不景気もあって、内食をする人が増えたと言う。でも、おいしいものを、好きな家族や相方と作って食べることができると言うのは、何よりも健康的なんだろうと思ったりもする。

さて、最近気になっている食事をテーマにした映画が相次いで出てきている。

nankyoku.jpg

1つは、既に去年、公開が開始されており、もうすぐDVDも発売になる、「南極料理人」
この映画は、実際に南極観測隊の料理担当として、1年半赴任した人が書いた本を原作としている映画。実は、映画は未だ観ていなくて、映画の紹介を見ただけで、コレだ!って思った作品。ついつい、DVD初回限定版を予約してしまった作品。

syokudo_katatsumuri.jpg

もうひとつは、最近上映が開始になった、「食堂かたつむり」
こちらも未だ見ぬ作品なんだけど、ストーリーを見ただけなんだけど、観に行きたいって思ってる。本屋で毎回、原作本を買おうかどうしようか、ウロウロしているんだけど・・・


どちらも、食事を通して、おいしい食事=元気になる を表現している作品。

最近、食のことが一番の興味になっていて、このブログも食べる関係のネタが多い。まあ、人間生きて行くためには、食べると言うことを避けて通ることはできない。食事が荒んでいると、気持ちも荒む。食事をおざなりにすると、いろんなところで問題が出てくる。やっぱり、食事は大切なのだ。自分で作るようになって初めて、その大切さが解るようになったと言うべきか・・・おいしいものには目がないけれど、美食やグルメじゃなくて、やっぱり食事(たべること)全体が大切で、どのように食べるか、誰と食べるか、どうやって食べるか、食べるというコト全体が大切なんだなぁ~と最近は思う次第だ。

一番おいしくないのは、ひとり孤独に寂しく食べること・・・せめてお店の人に一言でも掛けてもらわないと、ホントに旨いものも、本当の意味でおいしくはならない。そんな風に考えるのは、僕だけなんだろうか?





この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。