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夜行バスde東京⇔大阪

大阪に急用ができ、友人となるべく安くで往復したいってことで思いついたのが夜行バス。調べてみると、物凄く沢山の深夜バスが東京⇔大阪間を走っている。お値段も8千円台から4千円弱まで幅広く、値段の違いは、そのまま快適性の違いに・・・。今回は、その価格帯の間の片道6千円と言うのを選び乗ってみることにした。

snapshot-1268351787.293860.jpg出発時間15分前くらいには余裕で到着する予定が、こういう日に限って人身事故発生。電車は駅で止まったまま・・・時間はどんどん過ぎてゆく、結局タクシー利用で渋谷から地下鉄に乗る羽目に・・・安く往復するつもりがスタートからタクシー支出1500円也。 

出発時間は東京出発で最も遅い23:30。東京駅と言っても駅前の広い道路を隔てたヤンマービル前から乗車。世田谷から来た僕は、地下鉄丸の内線の東京駅利用なので、この乗車場所まで歩いて10分か掛かる。(遠い~)

バスの手配はネット予約&決済でチケットレス。バスの乗務員に名前を告げるだけで乗車できる。コレは長距離交通機関の中で最も簡単明瞭かも。(予約番号とかって忘れちゃうけど、自分の名前は絶対に忘れないからね)

出発時間が遅いので眠たーい。バス旅と言うと、長時間乗車だから飲み物やお菓子を買い込んでってイメージがあるけれど、眠いから食べたくないし、飲みたくも無い。バスの中はカーテンが完全に引かれ、走り出すと完全消灯。読書灯も点燈しないので、そんなバスの中で飲み食いなんてできない。眠れない人には苦痛この上ないかも・・・。高速に上がってから2回くらい休憩があるが、眠れれば気付けば朝で目的地到着となっているのが理想。しかし残念ながら、この2回休憩どちらも目覚めてしまい、そうなると外に出たくなるのが人情?、外は寒くトイレに行きたくなり・・・これって「パブロフの犬」状態?

バスのシートは前評判ではフラットになるということだったけれど、残念ながらそれは最新の車両のみ。僕が乗った車両の内装は、一昔前の赤いベロア調の3列シート。リクライニングにレッグ&フットレストがついてはいるケド、残念ながらこのリクライニング角度とフットレストの高さでは、普通に座っているのと変わりない。小柄な女性なら小さく丸まって寝ることができるかもしれないが、オッサンの僕にはそれも無理。

乗客はシートが27席に対して約半数。50人乗りのバスに十数人の乗客数は快適といえる。高速を走り出すと、カーテンの隙間から他のバスをどんどん追い越し、軽快に飛ばす。ホントたくさんの高速バスが深夜に走っている。中には女性専用なんてのもあるけど、こちらのバスも乗客の殆どが女性。やはり女性は経済感覚が男性に比べて高いのか???

大阪到着は6:30am。あまりに早朝過ぎるのでサウナを探し、ひと風呂浴びることに。バスの降車場所をサウナの目の前にすれば、バス会社もサウナもwin-winなれるのに・・・そして昼飯・・・用件を済ませば時間は帰りのバスまでかなりあるのでネカフェで時間潰し・・・そして晩飯代わりに居酒屋へ行けば、結局往復交通費を節約した分、その他の経費で格安新幹線か飛行機と変わらなく・・・。

帰りの乗車場所は大阪駅とは言えない位に遠い場所。(一応、大阪の広大な地下街の端っこから5分以内の場所)

帰りはシートに身を埋めれば、そのまま爆睡・・・かと思いきや、やっぱり休憩ポイントで目覚めトイレ・・・やっぱりパブロフ・ドッグ状態。オマケに寝ぼけてバスから飛び降りトイレに向かったので、バスに戻ろうとして何処にバスが止まってたか解らなく・・・ヤバイ・・・。夜行バスが休憩するパーキングエリアは他のバス会社も同じようで、似たようなバスがあちこちに停まっていて見つけるのに一苦労。しかし、バスを見つけて自席に戻ると再び爆睡。次に目覚めて気付けば最初の停車地の横浜も近づいてた。帰りは行きの寝不足と軽い疲れで結構眠れた。

そして、7:00am東京駅に到着。

夜行バスといえば、学生時代に一度だけ関西から東京にいる友人の下宿を訪ねる目的でつかったが、そのときのバス旅は劣悪だったので、高速バスのイメージは最悪だったけど、今回乗ってみて思ったのは、現代の夜行バスは割りと使えるかも・・・って思った。時間を気にせず節約旅なんて人には良いかもしれない。しかし、出発&到着時間は深夜&早朝になるので、時間潰しが必要になると要らぬ出費となって結局交通費を節約したつもりが、そうでなくなっちゃうこともあるのでご用心!

・・・ってことで、現代夜行高速バス体験は以上、おしまい。



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