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「佐世保バーガー」組合設立準備へ・・・ [Burger]

最近、Twitterを見ていると頻繁に出てくる「佐世保バーガー」の文字。アメリカ第7艦隊の海軍基地などがある佐世保は、他の米軍基地がある地域同様にハンバーガー店がとても多い。しかし、ご当地B級グルメブームなどが起きる以前は、佐世保バーガーと言う言葉も無ければ、そんなに有名でもなかった。しかし、2003年に佐世保バーガーとして東京中野に出店したザッツバーガーカフェなどの影響もあり、一気に佐世保バーガーの名前は全国区となり、今では佐世保と関わりの無い店でも佐世保バーガーの名を語る店まで出現し始めた。

地元、佐世保でハンバーガー店を経営者らは、3月31日に佐世保市内で第1回佐世保バーガー事業協同組合設立会議を開催し、組合設立に参加者一同が合意したと報道された。

同組合では、地域商標登録制度を利用する方向で組合設立後に申請の予定だと言う。登録申請が受理されると佐世保バーガーを名乗る場合には組合に参加する必要が出てくる。組合には参加制限を定めることは法律によってできないが、ブランドの保護や乱用を抑止することはできるかもしれない。しかし、この効果にも疑問が残る。また、佐世保バーガーとしての一定の規格や品質を定めることも難しい。組合設立後どのような話し合いが組合内で持たれるか、今後の動向にも注目したいところだ。

現在、佐世保観光情報センター発行の佐世保バーガーMAPに掲載されるお店は34店舗。

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<以下、長崎新聞記事>

佐世保バーガーのブランド力を維持しようと、佐世保市内のハンバーガー店の経営者らが3月31日、市内で第1回佐世保バーガー事業協同組合設立準備会議を開催。組合設立に向け合意した。全国区になる一方で、「佐世保バーガー」を名乗る粗悪品も出回るようになったことから、市内のバーガー店が協力し、ブランド力を守ることや、サービス向上に向けた研修会などを開きたい考え。 佐世保バーガーの老舗「ビッグマン」の小倉豊会長らが、佐世保観光コンベンション協会から「佐世保バーガー店」として認定された34店舗の経営者に設立を呼び掛けた。 同日の会合にはこのうち17の法人、個人の責任者が出席。「組合ができればハンバーガーを通じた町おこしができる」「それぞれの個性は守りながら、協力関係を築いていきたい」など設立に前向きな意見が相次いだ。 小倉会長は「今後、会合を重ね、6月下旬の組合設立を目指したい」とし、「地域商標登録の取得に向けた取り組みも合わせて進めていく」と話した。
 佐世保市には1950年ごろ米国からハンバーガーが伝わったとされる。市内には特徴のあるハンバーガーを提供する店が多く、2001年から旅行商品としてPRしたところ、全国的に人気を集めるようになった。
タグ:組合
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