The Burger Bus

http://theburgerbus.com/

ちょっと思いつきで、アメリカでおなじみの黄色いスクールバスを使ったハンバーガーショップは無いものかと思って検索をかけてみたら、やっぱりあった。アメリカの道路法規では、スクールバスが止まって子供を乗降させているときには、後続車や対向車は追い越したり、すれ違ったりしてはいけないことになっている。つまり、子供は徹底的に保護する観点から、車はバスが動き始めるまでは動くな！ってことだ。この辺、車社会のアメリカならではの考え方ではあるが、僕はこの考え方には大賛成だ。・・・と話が冒頭から脱線してしまったが、アメリカ人にとって、この黄色いバスはアメリカ全土にあるバスで、超おなじみのバスなのだ。老朽化すると、どんどん払い下げられてゆくのだが、この"The Burger Bus"に使われているバスは、払い下げの古い車両ではなく、アメリカ人なら誰しも慣れ親しみのあるバスをバーガーショップとしてジョークと話題性を狙った、面白いモービルショップだ。



ココのバーガーは、丸いバンズではなく、イタリアのバケットであるチャバッタ切って半分にスライスした独特のバーガー。





僕がハンバーガー屋をするとしたら、車を動かさなくても、こんなバスでやれたらいいなって思ったりする。出来れば、中にカウンター席なんかを作って、中でも食べれるようにできれば、もっと面白い店になるのではないかと思う。日本の移動販売だと軽自動車でやるのが昔も今も普通だが、窮屈な車内でバーガーを調理するのは、きっと骨が折れる作業だろう。そのあたりアメリカは、キッチンまるごと移動と言った感じで窮屈さは全く無いし、エアコンガンガンにかけ、デカイ冷蔵庫も積んで材料満載でガンガン作って売る・・・この辺は道路事情もあるし、路上での販売規制も日本ほどではないので、大型バスのようなデカイやつで商売している連中もイッパイ居る。お国柄の違いだな。僕もプチアメリカであるグアム島で大型のトラック（日本の路線バスくらいの大きさ）に乗って仕事してたことがあるんだけど、道路も広ければ、行く先の駐車スペースも広いから、幾らデカイ車でも運転に苦労したこと無かった。日本で移動販売をデカイ車でやろうとすると、やっぱり場所を借りてやるしかない。車の中にお客さんを入れて飲食させるとなると、様々な問題があって営業許可を取るのが大変かもしれないが、やってみたいなぁ～って漠然と思ったり・・・。

タグ：bus