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米粉バンズde石川遼クン起用のマクドナルド [Burger]

やっぱりやってくれましたマクドナルド!

 「ハンバーガー親善大使を選ぶとすれば・・・」で書いたようにプロゴルファー石川遼クンをハンバーガーのナショナルチェーンは広告に起用すべし的なことを書いたけれど、彼は既に食品関係は農林水産省などが推進している"FOOD ACTION NIPPON"のCMに出演、お米を食べよう!的なメッセージを発信しているためハンバーガー広告には出にくい状態だった。

FOOD ACTION NIPPONとは、日本国内にとどまらず、世界規模で食料問題がますます深刻化する中、国産農産物の消費拡大は食料自給率向上を実現する最も有用な手段であると考えられてきています。そのためには、消費者の啓発と意識改革にとどまらず、「生産」「流通」「消費」のそれぞれの現場で問題意識を認識・共有し、消費者・企業・団体・地方公共団体など、全ての国民が一体となって国産農産物の消費拡大を具体的に推し進めることが重要な課題となっています。これらの課題の実現を目的として、農林水産省は平成20年度より「食料自給率向上に向けた国民運動推進事業」を立ち上げ、そしてこの度、その基盤となる組織として「FOOD ACTION NIPPON推進本部」を発足いたしました。(FOOD ACTION NIPPON ホームページより)

わかり易く要約すると、日本最大の農産物である「お米」(国内自給率100%の農産物)の国内消費が米離れ現象なんかもあってどんどん下がっている中、国内農業の保護と米消費拡大を目的に立ち上がった国民啓蒙プロジェクト。コレに「僕はたまごかけごはん!」と遼クンは出演しちゃったものだから、お米消費啓蒙活動に反しちゃう輸入食材のかたまりであるナショナルチェーンのハンバーガーCMに出演は洒落にならない状態だった。

しかし、遼クンのハンバーガー好きは、日本のみならずアメリカメディアも周知の事実。遼クンは今が最も旬な時期だから、これを利用しない手はない。そこでお米を上手く利用してハンバーガーにしちゃおうってことで苦肉の策が米粉を使ったバンズ・・・ということで手打ちしたってことだろう。(モスのライスバーガーなんか、最もチャンスだったのに・・・)

米粉使用のパンと言うことでは、FOOD ACTION NIPPONではテリー伊藤さんを起用し、こんなPRを打ち出している。



これでFOOD ACTION NIPPON側の準備は完了で、晴れて遼クンが米粉使用バンズのマクドナルドハンバーガーのキャラクターとして登場するということになり、先日マクドナルドからプレスリリースが発信された。

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対象商品は、第1弾「NEW てりたま モチモチバンズ」、第2弾「NEW ゴマえびフィレオ ごまごまバンズ」、第3弾「チキンタツタ」と言う事で、ビッグアメリカンシリーズ同様にスペシャルメニューとして順次投入されるそう。
マクドナルドもよく考えたね!しかし、マクドナルドはFOOD ACTION NIPPON推進パートナーには名を連ねてないし、米粉使用のバンズは第1弾のみってところを見ると、石川遼クン起用のため苦肉の策だったことが窺える。

米粉をパンに使用すると、パンはもっちり感が出て、更にずっしりした感じで腹持ちも良くなるではないかと思う。本来のパンの食感とは違ったものになり、本当のパン好きの人からすれば違和感があるかもしれない。けれど今は様々な食感のパンが出回っている時代、パンの売れ行きをイロイロなパン屋で見ていると、意外に最近はずっしり重たい系で腹持ちの良いものに人気が集まっている傾向にあり、米粉を混ぜたパンは日本人にとってこれから人気のパンになるかもしれない。

グルメバーガーを出すお店でもFOOD ACTION NIPPONってことで、米粉使用バンズのメニュー開発をしてみるのも面白いでのはないかと思う。例えば、中身には、和牛のミートパティーに蓮根やささがきにした牛蒡を少しこんがり焦げ目をつけたキンピラにして、醤油系の甘辛照りソースに国産クリームチーズ、青みには貝割れ大根や水菜なんてのはどうだろう?シャキシャキした食感に甘辛味の中にクリームチーズのマッタリ感、そしてもっちりバンズのバランスは最高だと思うんだけど・・・(誰か作ってみて)。

・・・ってことで、やっぱり石川遼クン、ハンバーガーCMに登場!ってことで、どんなCMが放映されるか興味は尽きないのであります。

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